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【終了しました】7/21(水)【ウェビナー】 熱帯材製品利用と人権侵害:マレーシア・サラワクの土地収奪

ウェビナーの録画はJATANのYoutubeチャンネルよりご覧いただけます。
https://youtu.be/Kij0bdM_cUY

・ニコラス氏の講演【動画】はこちら
動画:https://youtu.be/PbYfIHBA4N0

・サイモン氏の講演【動画】はこちら
動画:https://youtu.be/0m5ubXzvRM0

・参考資料:NEOConによるマレーシア・サラワク州の木材合法性に関するリスク評価はこちら
https://jatan.org/2023_jp/archives/5359

2020年東京オリンピック開会式が行われる予定の新国立競技場の建設現場で、問題が指摘されている熱帯材製品が使用されていることがメディアでも取り上げられました。オリパラの建設ラッシュが終わったいまも、日本の建設・住宅産業では依然として、マレーシア・サラワク州産の合板製品が使われつづけています。実際に現地ではどのような人権侵害が起こっているのでしょうか。

本ウェビナーでは、サラワクの先住民権利保護のために多くの実績を残している活動家、先住慣習地を企業の開発から守るために精力的な法廷活動をつづけている人権派弁護士から現場報告をお伝えします。また、国連指導原則(UNGP)で示された「ビジネスと人権」について日本の建築関連企業や金融機関が取り組むべき課題についても、お話しいただきます。

アブラヤシ農園企業による重機侵入をはばむため道路封鎖をつづけるイバン人コミュニティ(撮影: JATAN)
アブラヤシ農園企業によって破壊された先住慣習地(撮影: JATAN)

【日時】2021年7月21日(水) 15時00分~16時45分

【申込み】申し込みフォームよりお申込みください。
https://us02web.zoom.us/meeting/register/tZIofuCqqD4qGtBHeM1AQl3jGbFwT8w9YJsu
フォームに記入できない場合は、info(@)jatan.orgまで件名を「7/21セミナー申込」として、①氏名(よみがな)、②メールアドレス、③所属先組織名(よみがな)、④セミナーへの期待や質問など(あれば)、⑤セミナーについてどこで知ったのか、を添えてお申込ください。

※ご参加には事前のお申し込みが必要です。
※お申し込みの方に自動送信される登録完了のメール(no-reply@zoom.usから送付されるもの)に、参加のためのURL等会議室入室情報は記載されています。このアドレスからのメールの受け取りを可能な状態にしておいてください(お申込み後、登録完了メールが届かない場合は主催者までメールにてご連絡ください)。

【主催】熱帯林行動ネットワーク(JATAN)
【共催】Fair Finance Guide Japan
【協力】地球・人間環境フォーラム(GEF)、NPO法人アジア太平洋資料センター(PARC)
【参加費】無料
【対象】住宅・建設企業の木材調達担当者ならびにCSR担当者、金融投資関連企業、関心をお持ちの市民

【講師】
ニコラス・ムジャ(Nicholas Mujah)氏
サラワク・ダヤック・イバン協会(SADIA)の事務局長。長年にわたりマレーシア・サラワク州を拠点として先住民の土地権を守るための活動に従事している。森林管理協議会(FSC)先住民族委員会の常任メンバー、マレーシア・パーム油認証協議会(MPOCC)の技術ワーキンググループのメンバーも務める。

サイモン・シア(Simon Siah)氏
サラワクの人権派弁護士。マレーシアのサラワク州、サバ州の高等裁判所弁護士として、バル・ビアン、シー・チー・ハウなどとともに先住民の慣習地をめぐる裁判でいくつものケースに関わっている。パラリーガル(弁護士の専門的なアシスタント)のトレーニングなどをおこなうLawyer Kamek for ChangeというNGOのディレクターを務める。最近では、サラワクの先住民に対して先住慣習権の法的な効力を否定したマレーシア連邦裁判所裁定を覆すための法廷闘争に取り組んでいる。

佐藤 暁子氏
弁護士。人権方針、人権デューディリジェンス、ステークホルダー・エンゲージメントのコーディネート、政策提言などを通じて、ビジネスと人権の普及・浸透に取り組む。認定NPO法人ヒューマンライツ・ナウ事務局次長・国際人権NGOビジネスと人権リソースセンター日本リサーチャー/代表・Social Connection for Human Rights共同代表。一橋大学法科大学院、International Institute of Social Studies(オランダ・ハーグ)開発学修士(人権専攻)。

原田 公
熱帯林行動ネットワーク(JATAN)事務局。JATANはマレーシア・サラワクでの熱帯林破壊の問題に取り組むため1987年に設立された団体。近年はインドネシアにおける紙・パルプやパーム油、サラワク産の合板製品を中心にキャンペーンを展開しており、サプライチェーンに連なる日本企業などへの働きかけを行っている。

【参考URL】
・JATAN「アンケート調査レポート:隠蔽された住宅建材−建材用合板製品が由来する森林の現場から−サラワクとタスマニア」
https://jatan.org/2023_jp/archives/5124
・PARC「【動画】熱帯林を食い物に−権力者とつるむ大銀行の闇の動画」
https://www.youtube.com/watch?v=SkIzFADoPOY
・グローバル・ウィットネス「日本とマレーシア・サラワク州の影の中で」
https://www.globalwitness.org/en/campaigns/forests/industry-unchecked-jp/

【お問い合わせ】
熱帯林行動ネットワーク(JATAN)
担当:中司 Email:info(@)jatan.org

※本セミナーは、2020年度「緑と水の森林ファンド」および一部スウェーデン国際協力庁(Sida)の助成を受けて開催されます。

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